(16)ロードインスパイア
初勝利へカウントダウンに入っている当馬が、最高枠を引き当てチャンス到来。これまでは詰めの甘さが目立っていたが、スタートダッシュの利く大外なら、余力を持って先行できる分、その“お釣り”でラストももうひと踏ん張りが利くはず。相変わらず中間は軽快な動きを見せており、デキも保証できる。
≪単勝≫(16)に1000円
≪複勝≫(16)に2000円
【中山7R(4歳上500万下(牝)、ダ1800メートル)】
(1)フィールザプリティ
前2戦は牡馬相手に(3)(4)着と善戦。とりわけ、前走は道悪の恩恵があったとはいえ、ダ1800メートル1分52秒台をマークした。この距離なら先行できる強みがあるし、前に行きたいメンバーが少なく展開の利も見込める。
(7)マカワオクイーン
前走は発馬ひと息から、向正面で強引に前に行く強引な競馬。それでも、2着に健闘したのだから、現級では地力上位といえるだろう。柴山も2度目の騎乗。そつなく乗りこなせば、当然、争覇圏内だ。
《ワイド》(1)(7)に全額
【寒竹賞】
(8)ノガロ
エアスピネルはじめ、評判馬がそろっていた昨秋の阪神・新馬で3番人気に支持された素質馬。ひと息入れ、仕切り直しとなった暮れの前走を3馬身半差で圧勝、芝2000メートル2分1秒8の好時計でまとめた内容からも、500万に長居する器ではないことは確かだ。全体的に幼さの残る気性も、そこは乗り替わるベリーの腕に全幅の信頼を寄せたい。
《単勝》(8)に全額
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
【プロフィール】
元スポーツ紙記者、中央競馬担当。記者時代は北海道シリーズを得意とし、函館記念4年連続万馬券的中の偉業も。現在も厩舎関係者と親交があり、フリーとして執筆活動を行っている。