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“走る枯れ木”かと思った! CMで走る福山雅治の「老化」が止まらない

 NHK大河「龍馬伝」が好調の福山雅治。彼が最近、新しいCMを始めたのをご存知だろうか。その商品名はずばり「アサヒスーパードライ」。カメラマンに扮した福山がナゼか急いでビルの階段を駆け上がり、屋上へ。さらに屋上でも水道管なんかをハードル飛びして走り、沈みゆく夕日をファインダーに収める。HPの説明では、どうやら写真が趣味でもある福山氏のある日をイメージしたCMみたい。それはそれはカッコよくキメてるんだけど、ちょっと前から彼の顔、急激に変化したと思わない?

 「X-MEN」のヒュー・ジャックマンのバージョンもある「アサヒスーパードライ」のCM。「走り続ける事は渇き続ける事だ」とかいうキャッチフレーズなんだけど、走ってすぐビール飲んじゃまずいよ。昔、福山がCMしていたポカリならいいけど。

 そんな心配? を知ってか知らずか、我らが坂本龍馬・福山さんは今日も走り続けている。しかし、昨年死ぬほど流れていたキューピーマヨネーズのCMや、東芝「REGZA」のCMで大写しになる福山。あいかわらず美しいのだが、彼はまぎれもなく40代の「枯れ感」が出ている。それはいい事で、昔田村正和に感じた上品な“枯れ方”なのだが、いかんせん枯れるスピードが速い。福山雅治は「ガリレオ」やってた2〜3年前と比べて、とにかく老け込んでいる。何かあったのだろうか? 今回のCMも、痩せきった福山が長い手足を振って走る姿が「走る枯れ木」みたいに見えた。まさにミステリー、ファインダーを覗く目じりや眉間にもシワ。ここ最近の福山のCMって、無表情の静止画が多いのは、これら老化を隠すため? でも、“ヌケガラ”みたいにボーっと立ってるだけの福山は、精気がなくて、かえってフクヤマらしくない。

 実は、歌手、俳優、ラジオDJ、音楽家、写真家の何役もこなし、日本国民が寵愛するイケメン・福山雅治が苦手である。イケメンなのに、ちょっとエロを出してみたり、男性にも人気があったり、いつもすごく控えめなのに、同じ事務所のサザンにだけつっかかって見たり、もう何もかも(人当たりの面でも)完璧というか、つっこみどころが無いというか、その辺がダメだ。きっとこの状態を保つために裏ではフェンシングのようにいろいろなモノを瞬時にかわして生きているのではないかと考えてしまう。本人も気づいてない「そんな気苦労」が「老化」となって表面化し、今年は(実は一番苦手な)演技がモノを言う、「大河主演」でそうとう疲労しているようにも見える。(コアラみどり)

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