9月28日にスタートした同ドラマの初回視聴率は16.0%。朝ドラ史上過去2番目に低い数字で、最近の朝ドラ低迷をあらためて印象付ける結果だった。その後も14.5%(2回目)、13.4%と相変わらずの低空飛行ぶりをみせたが、10月8日には20.6%をマーク。この理由が倉科カナの巨乳効果とネットなどで話題になったのだ。
倉科はミスマガジン2006でグランプリを受賞後、グラビアを中心に活躍。並行してNHKの朝ドラのオーディションにも応募し続け、5回目の挑戦で今回の主役の座を射止めた。倉科のバストは89センチのFカップ。朝ドラ歴代ヒロイン史上最強といわれる。
「過去を振り返ると、岡本綾、国仲涼子、宮地真緒と“隠れ巨乳”のヒロインはいました。大きさだけならほかの女優も大したものですが、ドラマ中での揺れ方は間違いなくナンバーワン。制作サイドも狙っているのか、活発な役柄だけに揺れるシーンが多いのです。着ているシャツは胸元の部分がいかにも窮屈そうで、グラドル時代の倉科を知らない人も巨乳に目が釘付けになってしまう」(アイドル評論家)
ところが、その後の数字をみると、巨乳効果(?)は一瞬だったことが分かる。20.6%を記録後、翌週の最高視聴率は14.0%、その次の週が13.8%と定位置に戻ってしまったのだ。
「ネットで話題になった巨乳効果ですが、そんなものはなかったようです。実は20%超えを果たした日は、台風18号が日本に上陸した日。そのため『ウェルかめ』に限らず、その日の朝のNHK番組は軒並み20%を超えているんです」(芸能ライター)
このところ視聴率の低迷が目立つ朝ドラ。その背景には、衛星放送での先行放送、リアルタイムで自宅でテレビを視聴することが可能な人の減少、かつて8時30分だった民放の朝のワイドショー番組が開始時間を繰り上げたことがあるとされる。
美少女の巨乳でも朝ドラの苦境は救えなかったというわけだが、少なくとも、倉科に魅了された男性ファンは増えたはずだ。