「選手の不満は、協会が打ち出す合宿について。この合宿は強制参加で、それに出ないと強化選手から外されてしまうこと、さらに、合宿中は普段のコーチとは違う人になってしまうこと、費用は補助金以外は選手負担といったことでした。これを巡って1日、協会の金原昇会長と選手たちとの間で話し合いが行われたのですが、これが紛糾し、彼らが相次いで途中退席するという異例の事態になったのです」(芸能ライター)
選手のまとめ役である江畑秀範選手はインタビューで、『もう協会側に対して信頼がない』と肩を落とした一方、金原会長は自信満々に『今日は非常に有意義な議論が行われました』と振り返っていた。
また、『スッキリ』では、協会の副会長で、テコンドーの元オリンピック選手でもある岡本依子さんに取材。すると、会長の素顔について、「選手が力を出すことよりも自分のパワーゲームが一番大切な人」と、勇気の告発をしたのだ。
この内紛に対し、加藤はスイッチが入ってしまったのか、久々に激高。協会側に「古いんだと思う、やってることが。何やってんの今!」「本当にダメだと思う。変えないとダメ!」、さらに、「みんなと有意義な時間を過ごした? パワーゲームはある程度仕方ない?……もうダメだって! もう終わってるって! トップとして! 俺は、そんな発言する時代ではないと思うよ。変わらないとダメ」と、冒頭のようなブチギレとなったのだ。
これに対し、ネット上では「加藤浩次が言う通り」「めちゃくちゃ好き」「いいぞ、いいぞ! 今日も視聴者の代弁して〜」など称賛の声が集まっている一方、アレルギー反応を示す視聴者もおり、『加藤浩次また興奮してる』『うるさい』『懲りないねーガキみたい』と毛嫌いする者もいた。
加藤は、吉本興業の闇営業をめぐる岡本昭彦社長の会見に激怒したことに、一部で『番組を私物化した』と揶揄された。つまり、この影響が悪い方へ働いていると見ていいだろう。いずれにしても今回の金原会長に、彼は岡本社長をダブらせてしまったようだ。