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秋元康氏、劇団事業からの撤退もありそう? 退団者が相次いだ理由

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秋元康氏

音楽プロデューサーの秋元康氏がエイベックスとのタッグで手がける「劇団4ドル50セント」が3日、東京・原宿駅前ステージで公演「あなたがいなくて僕たちは」の初日上演前に会見を開いたことを、各スポーツ紙が報じた。

 各紙によると、会見にはリーダーの岡田帆乃佳、主演の湯川玲菜、福島雪菜、うえきやサトシが出席。結成から2年を迎えた思いと公演への意気込みを聞かれた福島は、「いろいろな環境で、劇団を旅立っちゃった子もいるし…」と答えながら突然、涙を流した。

 福島は「この劇団じゃないけど、別のところで、芸能の世界にいたいって子もいるので、みんなで闘志を燃やして頑張っていきたいなっていう気持ちもあります」と話したという。

 同劇団は2017年にオーディションで約5000人の中から選ばれた劇団員31人でスタートしたが、現在は22人。6月30日には、旗揚げ公演の主演を務めた糸原美波ら2人が退団し、5月31日にも4人が退団していた。

 「秋元氏がかなりの情熱を傾けて旗揚げし、日本でもトップクラスのエンターテインメント集団に成長させようとしていた。しかし、実際問題、公演数も少なく、一般の劇団員と同じように劇団だけでは生活できない。秋元氏のバックアップがあるので、もっとブレークできると思った団員たちが多かったようで、理想と現実のギャップに悩み、退団者が続出している模様」(芸能プロ関係者)

 秋元氏といえば、AKB48グループと坂道シリーズのプロデュース、新しく結成したバンドのプロデュースなど手を広げているため、劇団だけに力を注ぐことができないようだ。

 「このまま退団者が増え続け、あまり利益が出ない状況が続けば、撤退を英断する可能性が高そうだ」(芸能記者)

 残された劇団員たちにとっては不安な日々が続きそうだ。

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