各スポーツ紙によると、NMB48は2010年10月、KYORAKU吉本.ホールディングスの運営のもとに結成されたが、その後、AKSに経営権を譲渡。ただ、実質的な運営は、吉本興業の子会社である株式会社Showtitleが行っていたという。
KYORAKU吉本.ホールディングスは書面で、譲渡の経緯について、「総合エンターテインメント事業の拡大、再構築という目的のもと様々な新規事業の実施可能性を検討した結果」と説明。
過去、NMBの事業運営をしてきたノウハウを生かし、「劇場を拠点とした活動を中心として地域貢献していくことを原点として、より魅力的なNMB48を目指して参ります」と表明した。
「NMBは昨年、中心メンバーだった山本彩が卒業。もともと、総選挙で上位入りするメンバーが少なく“集金力”が低いことで知られていたが、AKSに抱えておくメリットがない判断され、“身売り”されてしまったのだろう」(レコード会社関係者)
48グループでは、すでにAKSが名古屋・栄を拠点とするSKE48の事業権も昨年11月に株式会社KeyHolderに30億円で譲渡済(今年3月に移管実施)だが、このままだと、続々と48グループの“身売り”がありそうだというのだ。
「48グループ総合プロデューサーの秋元康氏は、最終的にはAKBだけ残して、ほかのグループは“身売り”する構想だったようだ。とはいえ、問題だらけのNGTはこのままだと買い手が付かないだろうが」(芸能記者)
AKB48の海外姉妹グループ・CGM48がタイのチェンマイで結成されることが発表されたばかりだが、運営は現地法人が手掛ける海外の姉妹グループは今後も増えそうだ。