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宝塚記念(GI、阪神芝2200メートル、28日) 谷やんの地獄耳 悲願のGI奪取へ意欲見せるアルナスラインの松元調教師

 ついに夢が見えてきた。ウオッカの回避でディープスカイの1強ムードが漂う「第50回宝塚記念」(GI、阪神芝2200メートル、28日)だが、アルナスラインの好気配から目が離せない。今年に入って日経賞を勝ち、天皇賞・春も2着。安定感と力強さが増した今なら、流れひとつでダービー馬の末脚を封じることも可能だ。関西本紙・谷口記者が松元調教師を直撃した。

 −−天皇賞は悔しいクビ差の2着でした。
 松元師「勝ち馬にうまく乗られたこともあるが、直線入り口で内に切れ込んだ時に落鉄。着差が着差だけに、あそこでやらなかったら、と悔しいね。でも、ペリエ(騎手)、ユタカ(武豊騎手)ともアカンかったけど、日経賞、天皇賞で2度好走したということは鞍上の蛯名くんとは手が合うんでしょう」

 −−チークピーシーズの着用効果は?
 松元師「初めて装着した日経賞が、むしろ掛かるくらいの行きっぷりの良さ。三二の天皇賞は折り合い面を考えて着けなかったが、今回はスピードと瞬発力が要求される阪神の内回りの二二で、このメンバーが相手。乗り役は少し乗り難しくなるかもしれないけど、対応力を考えて装着予定でいる。昨年は勝負どころからユタカの馬(メイショウサムソン)に押さえ込まれて、一番嫌な競馬になったからね」

 −−中間の様子とケイコの感触は?
 松元師「現時点で550キロちょっとだから輸送してちょうどよくなるはず。2週前の追い切りでスイッチが入ったし、蛯名くんがまたがってくれた先週の追い切りの動きも良かった。だから、もう日曜日はやらなかった」

 −−最後に悲願のGI獲りに向けての意気込みを。
 松元師「2度骨折した馬で、一時は600キロ近くまで体重があった。1回目の骨折後はそう影響はなかったが、2回目の骨折後は攻め馬でも自分で手加減して攻め駆けしなくなった。だが、ここにきて3歳時の迫力ある動きが戻ってきた。5歳の夏にして完成された感じ。菊花賞2着、そして前走の天皇賞も2着。何としても今回のGIは獲りたい」

 【最終追いVTR】坂路で単走で追われ、800メートル53秒7→39秒4→13秒3(一杯)。道中で若干フラつくような仕草を見せたが、フットワークそのものはパワフル。馬体にも迫力が増し、毛ヅヤも光り輝いている。大一番へ向け、デキは文句なしだ。

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