13日、TBSで放送された「キングオブコント2014」を見た岡村は、「非常に面白かったです。全ての人たち、レベルが高くて。めちゃくちゃ面白かったです」と絶賛。
しかし、岡村は“ある点”に不快感を覚えているようで、「よう新聞に載ってるアイドルさんが、コンビ即席で組んで、キングオブコント1回戦突破しましたとか、もうああいうのやめませんか? あれ(決勝戦)見たら、あのレベルにないっていうのを毎年分かりませんかね?」と苦言を呈した。
例年、タレントやアイドルが「キングオブコント」に挑戦し、新聞やネット媒体で報じられている。今大会でも、タレントの大場久美子と林寛子が○1○2(まるいちまるに)というコンビを組み、コントに挑戦。1回戦で大場がビキニ姿を披露し、1回戦突破を果たした。しかし、2回戦で敗退。
岡村は2810組参加した今大会を例に挙げ、「2810組をゆうたら、審査員の方が見ないといけないワケじゃないですか。ほんなら審査員も飽きてきますよ。1回戦、2回戦で。ほんで、面白いコンビ見落とすんちゃうかなって」と審査員の体力と集中力の低下を懸念。さらに、“才能のある若手芸人を見逃す可能性がある”と主張した。
そして、「宣伝にもなるでしょうから。『キングオブコント』でメジャーどころがコンビ組んで、コントやりましたって。あの決勝のコント見て、また来年出ようって思わないでください。僕も出ませんもん。あのレベルやったら」と忠告。
実際に、多くのマスコミが○1○2の大会参加及び1回戦突破を報じ、話題にもなっていた。日々研鑽を磨き、精進しているお笑い芸人からしてみれば、あまり面白くない話なのかもしれない。ただ、参加条件をクリアしているだけに、誰がどんな目的で参加しようと、自由なことは確かである。