同作は荒川弘氏の同名人気コミックを、「Hey! Say! JUMP」の山田涼介主演で実写映画化。全国441スクリーンで公開され、土日2日間で動員19万1200人、興収2億6400万円を記録した。とはいえ、昨年公開され、最終興収35.2億円を記録した山田主演「暗殺教室 卒業編」との興収比は41.3%だった。
同作は1日に公開され、公開初日からの3日間で動員29万1000人、興収3億7300万円を記録したというのだが…。
「JUMPは今年デビュー10周年。そのメモリアルイヤーを飾るべく、人気メンバーの山田の主演作を大々的にPRしていた。そのため、かなりの興収を見込んでいたが、思ったほど伸びなかった。関係者は『銀魂超え』を掲げていたのだが…」(映画業界関係者)
「銀魂」は空知英秋氏原作の人気コミックを小栗旬主演で実写映画化。7月14日より全国335スクリーンで公開され、公開初週の土日2日間で動員39万2789人、興収5億4103万2900円を記録した。その後、数字を伸ばして興収は38億円を突破。来年夏には続編の公開が決定した。
「今年、続々とジャニーズ事務所所属タレントの主演映画が公開されたが、当たったと言えるのはV6・岡田准一の『関ヶ原』と『追憶』、嵐の大野智の『忍びの国』ぐらい。なかなか、ジャニーズのメンバーたちの映画を当てるのは難しいことが証明されてしまった」(芸能記者)
ネットでは厳しい意見が飛び交っている「鋼の錬金術師」だけに、今後、あまり動員数・興収の伸びは期待できないようだ。