吉田は「進展はないですね」とし「事務所に任せてある。僕の耳には届いていない」と、この日もリング復帰についての明言は避けたが「年内の復帰?そうですね」と今年中の復活へのこだわりをのぞかせた。
吉田をマネージメントするJ-ROCKの國保代表は「色々と話をしている中で本人もだいぶ固まっていると思う」と吉田の心情を代弁した上でPRIDE以外のリングも考慮し、復帰する場所を模索している現状を説明した。ただ現在はPRIDEとの契約が残っており、別に新たな契約を結ぶにしても「まずはPRIDEとの契約を解消しないと」前には進めないのが実情だという。
そんな現状について國保代表は「試合もないまま1年も2年も、というわけにはいかない」とし「イベントを開くのか開かないのか」を含めて説明をPRIDE側に求める考えで「週明けにも書類を送りたい」ときょう10日にもPRIDE側に書類を送る予定だという。
國保代表は「9月中には何らかの回答を得たい。本音を言えば1日でも早く」とコメント。気になる移籍先について国内外のどちらかとの問いには「ノーコメント」とした。
いずれにせよ年内のリング復帰を目指すことになった吉田が立つリングは、早ければ今月中にも決まることになりそうだ。