高橋被告は「間違いございません」「申し訳ございませんでした」と、起訴内容を認めている。起訴状によると、高橋被告は9月9日ごろ、東京都渋谷区の自宅で覚せい剤を使用した罪に問われている。
検察側は、高橋被告が「最初は1回きりと言われて使ったが、半年前からは月に2回使うようになってしまった」、「寂しさや不安から逃れるために、覚せい剤を使ってしまった」などと述べた供述調書を読み上げ常習性を指摘し、懲役2年6か月を求刑した。
そんな高橋被告だが、公判前、国内のとある南の島の更生施設で過ごしていたことを、ニュースサイト「週刊文春デジタル」(文藝春秋)が報じている。
同サイトによると、高橋被告が過ごしていたのは薬物やアルコール、ギャンブルなどの依存症からの回復をサポートする施設。寮で集団生活を送り1か月の費用は約30万円で全国の更生施設の中でもトップクラスに自由が利く施設だという。
高橋被告は薬物を冗談にするようなやり取りを、スタッフや入寮者らと笑いながら楽しんでいたのだとか。さらには、ふざけてクスリを出すマネをしたり、ケータイに保存している今の彼女の写真を見せたりして、とても反省しているようには見えなかったのだとか。裁判で実刑になった場合、「控訴する」とも話していたというのだ。
「母親の三田は高橋被告の逮捕直後、息子を突き放すようなコメントをしていたが、相変わらず金を出してバックアップしているので“子離れ”できていない。それが続く限り高橋被告は更生できないだろう」(芸能記者)
高橋被告が覚せい剤事犯で逮捕されるのは、今回を含めて4回目。08年には懲役1年6か月の実刑判決を受けているだけに、今回はさらに厳しい判決が下されることになりそうだ。