当初は8月にデビューする予定だったが、夏負けに見舞われたため、万全を期してここまで待った。「一回仕上がっているからね。動きは悪くないよ。スピードはあるし、血統的にもダートの千二は合ってる」と堀井師は先週に続いての新馬Vに自信をのぞかせる。鞍上には後藤騎手を予定している。
さらに、「この馬も走る馬ですよ」とささやくのは、6日目の芝1800m戦にスタンバイしているデルマアンタレス(牡、父ミラクルアドマイヤ、母デルマサンキスト)。
「いいフットワークで走るし、いかにも中距離が合いそうなタイプ。相手次第では…ね」と勝算ありの口ぶりで、こちらも目が離せない。石神騎手が手綱を取る。