「君の名は。」は「ポスト・宮崎駿」とも呼ばれる新海誠監督のオリジナル最新作。8月26日から全国301スクリーンで公開され、週末2日間で68万8000人を動員、興収9億3000万円を記録し2位に圧倒的な大差をつけた。若い層を中心に動員しており、最終興収60億円の大ヒットが見込める好調なスタートとなった。
2位は3Dアニメ映画「ペット」で3週連続1位とはならなかったが、週末2日間で23万3912人を動員、興収2億9915万0700円をあげた。公開18日間で累計250万人を動員、興収30億円を突破した。3位「シン・ゴジラ」も依然として好調をキープしている。
「『シン・ゴジラ』は各方面で話題になり、様々な角度からヒットを分析する記事が掲載された。作品の内容に関してはほぼ記事にされ尽くし、今度は作品をめぐるお金関係の記事も出始めるなど、まだまだ話題になって客足を伸ばしそうだ」(映画ライター)
4位は大竹しのぶと豊川悦司が共演した「後妻業の女」。全国318スクリーンで公開され、オープニング2日間で18万3000人を動員、興収2億1500万円をあげ最終興収は10億円以上が見込める上々のスタートとなった。27日の公開初日舞台あいさつでは、津川雅彦が強姦致傷容疑で逮捕された俳優の高畑裕太容疑者をネタにする“暴走”が話題になった。
9位の人気アニメシリーズ最新作「ONE PIECE FILM GOLD」は公開37日目の28日までで358万人を動員、興収47億円を突破し、最終興収50億円突破が確実視されている。
3日は人気コミックを松田翔太主演で映画化した「ディアスポリス DIRTY YELLOW BOYS」、人気アニメシリーズの劇場版「黒子のバスケ ウインターカップ総集編 影と光」などが公開される。
(C)2016「君の名は。」製作委員会