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クラウンC サイレントスタメンが重賞初V

 東京ダービーTR(1着馬に優先出走権)の「第12回クラウンC」は15日、川崎競馬場で行われ、6番人気のサイレントスタメン(牡3歳、川崎・足立勝厩舎)が最後方から3角で一気に追い込みをかけると、先に抜け出したブルーヒーローをゴール前で交わして優勝。重賞初制覇を飾った。

 「もっと前につけたかったが、追走でいっぱいだった。最後は届くかどうか、わからなかったが、本当にいい脚を使ってくれたね。距離は長い方がいいし、(京浜盃の)感触も悪くなかったので次の大井が楽しみ」と金子正騎手。

 1、2着を独占した足立調教師は「スタメンはタフで、ハードな調教もこなしてくれる。さらに鍛えて、(東京)ダービーでもいい勝負をしたいね。ブルーも東京湾Cからダービーに駒を進めたい」と大一番を見据えていた。

2着ブルーヒーロー
 内田博騎手「あまり短い距離より、距離が延びて良さそう」
3着サプライズゲスト
 戸崎圭騎手「1角で位置が決まるまでに脚を使ってしまった分、最後がきつくなった」

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