たけしは、1981年1月から1990年12月まで、木曜深夜1時から3時まで、「オールナイトニッポン」を担当。このたび、同番組の放送45周年の記念番組の収録に臨んだ。この日は、出演予定だった放送作家でタレントの高田文夫が体調不良のため急きょ欠席となり、「たけしさん、50周年、生きてたらちゃんとやりましょう」などのメッセージが寄せられていた。高田は、昨年4月に不整脈による心肺機能疾患のため長期療養し、同局の「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」で復帰していた。関係者によると大事はないという。が、たけしは、開口一番、「どうだ、松村! どうだ、松村じゃあねえだろ、バカヤロー! お前、高田文夫がいなきゃいけないんだよ。お前、追悼式典になっちゃったじゃん。去年、やっぱ逝っちゃったの? ほんとは?」など、たけし流の毒舌エールを送った。
1967年10月の放送開始から45周年を迎えているオールナイトニッポンでは、22日(金)午後10時から24日(日) 午後10時まで、『伝説のパーソナリティが今を語る オールナイトニッポン 45時間スペシャル』を放送。笑福亭鶴光とオードリーが総合司会を務め、ビートたけしのほか、松任谷由美、松山千春、福山雅治、中島みゆき、谷山浩子などが登場。この日収録したビートたけしのオールナイトニッポンは、24日(日)正午から午後2時に放送。(中村道彦)