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橋下徹氏の所属事務所、古巣の「日本維新の会」を提訴 爆問太田の裏口入学報道の訴訟も抱える

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橋下徹

 橋下徹氏の所属事務所であるタイタンが、日本維新の会に損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。日本維新の会は、現在は松井一郎大阪府知事が代表を務めるが、かつては橋下氏も代表を務めていた。いわば“古巣”を訴える形となったが、これにはどのような事情があるのだろうか。

 「今回は橋下氏が訴訟を起こしたのではなく、あくまでも所属事務所が訴えたものです。その内容は、橋下氏の写真が無断で維新の会の選挙ポスターに使われたことによって、橋下氏がテレビのレギュラー番組を失ってしまい、その損害賠償を求めるものです。これはテレビ出演においては政治的中立が求められるためです。所属タレントのレギュラー番組が終了となれば、当然事務所には損害が出ますからね」(芸能ライター)

 これに先だち、タイタンは爆笑問題の太田光の裏口入学疑惑報道をめぐって『週刊新潮』(新潮社)を訴えている。複数の訴訟を抱えることになった。ネット上では「タイタン強気だな」「これは結果を見守りたい」といった声が聞かれる。

 「芸能事務所にとって所属タレントの権益を守るのは責務と言えるでしょう。芸能事務所にとってタレントは看板であり商品ですから、営業にも支障が出るためです。こうした問題を野放しにせず、きっちりと法律的な処理を行うのは、ある意味では正当な権利の行使ともいえますね」(前出・同)

 タイタン方式がこれからの芸能事務所のスタンダードとなるかもしれない。

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