本命に推したアポロケンタッキーは、スタートで両サイドから挟まれてポジションを悪くしてしまう。道中は9番手あたりからの競馬になるが、2コーナーから徐々にポジションを上げ始め、3コーナーでは早くも4,5番手までポジションを上げる。直線に入ると、さすがにここまで脚を使ってきたため、脚が鈍ってしまい5着まで。勝ったのは、父アドマイヤマックス、母父サクラローレルと、決して良血とはいえない血統ながらも、シカゴ・カブスの上原浩治投手の名言・雑草魂という言葉がぴったりの活躍を見せるケイティブレイブです。出遅れて本来の競馬はできませんでしたが、それがかえって功を奏し、上がり3ハロン36秒5の豪脚を使い見事初JpnIを制覇!脚質に幅が出たことで競馬がしやすくなり、これからますます活躍してくれることでしょう。
さて、今週は7月6日(木)に「第21回スパーキングレディーカップ(JpnIII)」が川崎競馬場でおこなわれます。今年は高知、兵庫、笠松、南関東にJRA勢と、各地から女番長を目指し……は怒られちゃいますね。(笑)各地から頂点を目指し、女たちの意地と意地のぶつかり合いに注目です!
トップに立つのはこの馬!色白でメキメキと力を付け、今では安定感抜群の有村架純のようなホワイトフーガです。
何と言っても昨年のJBCレディスクラシックで連覇を達成するなど、断然の実績の持ち主。昨年の当レースでは、3コーナーから早々と先頭に立ち、そのまま押し切っての勝利。それも58kgを背負ってだから着差以上に強い競馬でした。ここ2戦も、58kgを背負って上がり最速で勝った前々走のマリーンC(JpnIII)や、前走のさきたま杯(JpnII)では、14年、15年とマイルCS南部杯(JpnI)を連覇したベストウォーリアや、昨年のフェブラリーS(GI)を勝ったモーニンを破り優勝と、ここにきてさらに力を付けています。今回は牝馬同士の上、昨年と同斤量の58kgであれば、圧倒的な力で連覇しても不思議ではありません。
相手本線には、勢いのある3歳馬・アンジュデジールを推します。前走の関東オークスは、若干距離が長かったこともありますが、勝ち馬の力が一枚上でした。今回はベストといえるマイル戦。斤量も52kgと軽くなり、下剋上を成し遂げる可能性は十分です。
▲には復調してきたララベル。
以下、タイニーダンサー、サクラフローラまで。
◎(2)ホワイトフーガ
○(7)アンジュデジール
▲(10)ララベル
△(4)タイニーダンサー
△(11)サクラフローラ
買い目
【馬単】4点
(2)→(4)(7)(10)
(7)→(2)
【3連複2頭軸流し】3点
(2)(7)−(4)(10)(11)
【3連単フォーメーション】12点
(2)→(4)(7)(10)→(4)(7)(10)(11)
(7)→(2)→(4)(10)(11)
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。