小島の作戦は、先の北京五輪水泳選手選考会で新記録を連発していた英スピード社の“魔法の水着”こと“レーザー・レーサー=LR”の広告塔になることだ。自ら名乗りを上げているという。既に国内販売権を持つスポーツ用品メーカー・ゴールドウィン社に非公式に接触中らしい。
「『グッ〜』のエドはるみが24時間マラソンなら、小島は水着で勝負する。北京五輪では先のジャパンオープンで新記録を連発した魔法の水着“LR”に多くの視線が釘付けになるはず。小島は広告塔になることで、再びお笑い界のトップに返り咲こうとしている」(放送作家)
小島のトレードマークと言えばモッコリした競泳用のブーメランパンツ。この話を聞いた大手広告代理店やCMプランナーらも小島の提案に関心を示している。
「ゴ社は、北京五輪を一つの契機に“LR”をもっと一般に広めようとしています。既に小学生をターゲットにした“LR”を発売し、通常の水着の2倍以上の値段にも関わらず、飛ぶように売れている。大人用は秋に発売予定で、既に予約が殺到しているそうです」(スポーツ関係者)
また、小島にとってはいい条件が揃っている。
「メダル確実とされる水泳の北島康介選手はスポーツメーカー、ミズノの専属。他の選手のCM起用も難しい。だとすれば、小島のCM起用は、話題性で考えれば全くない話ではない」(同)と言うのだ。
実際、小島が愛用している、通称「オッパッピー海パン」と呼ばれる赤と緑のストライプが施された海パンは、小島のブレイク後、輸入元や販売店に問い合わせが相次ぎ、程なく入手困難に。さらに小島があるテレビ番組で入手先が都内の伊勢丹であることをカミングアウトした直後、完売したという。
“LR”は水の中を滑るように泳いでいくという。あとは、肝心の小島の話芸が滑らないことを祈るばかりだ。