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客室乗務員はツブシが利かない仕事のようだ

 日経ダイヤモンド誌によると、新卒で客室乗務員になった人は、転職先が無いのだという。賃金カットや正社員制度の見直しなどの不況要因だけでなく、意外にツブしの利かない仕事であることが大きな理由である、ということなので、興味深い。

 《all aboutビジネス》には、新卒でも長く働かない、出来て当然の事務が出来ない、プライドがあり電話の一本も取れない、などとその理由がある。

 前にリアルライブで、離婚110番さんの記事の際、「女性は強くてパートでも何でも働くので離職しても過去のプライドにしがみつく男に愛想を尽かす」、ということを書いたが、こういった情報に接する限りでは客室乗務員はそういう人種ではないのかもしれない。
 同《all aboutビジネス》によると、なんとなくだけど私はすごいと思うことを、『根拠なき自己肯定』と呼ぶそうだ。

 なるほど、とも思わせる。実際に聞いた。

 「再就職に自己肯定は不要です。そういう悪循環に陥らないためには普段から頭と体をフルにつかうこと。土台の部分を磨かないで脆弱なプライドを持つのはいけません。まさに、ホストクラブの毎日ぴかぴかに便所掃除をする精神です」(ヒルズ族のコンサルタント男性談)

 こんな人もいる。
 「電車内で仕事の書類を読むのではなく、論理パズルをやったらいいですよ。『正直村の村民に一回だけ質問し…』みたいなやつや、対偶など集合の知識を駆使し表を使って正解を導くもの。
 最初はえらい時間がかかっても、慣れてくると数分で解けます。自分の能力が開発されるのは気分がいいし謙虚になれますね」(スパイスの輸入商社マン)

 男女関係無く、頭を使って打ちひしがれた状態が、やがて能力開発につながると本当の自己肯定が出来る、というのは興味深い。女性でもエリート意識の強い人は、思考停止しすぎなのかもだ。

 思わぬ方向に話がいったが、この話は、かなり以前から2ちゃんねるのスレッドでも度々話題になっており、今に始まった話題ではない。
 そこでは、「PCすら使えない」「思い上がりだけじゃ生きていけないよ?」
 とさらに手厳しい。転職希望先が、外資系秘書、大手受付、ヴィトン販売員などに偏りがち(?笑)なことにも集中砲火…。

 ただし、多くの正社員じゃない客室乗務員すら、大手航空会社による人員整理を優先する方針の犠牲になるのは可愛そうである。
 コミュニケーション能力に長けたCAというのはやはりこっちからは魅力的であるので、頑張っていただければ。

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