「ジンクスというか、しょうがないといった感じですね」と話すのは芸能事務所関係者。「子役の段階では自分の意思を示すことは難しいです。仕事の決定は親や事務所関係者の思うままにすすめられる傾向があります。清史郎君が実際どうなのかは知りませんが、今後、多感な時期を迎え悩むことも多くなるでしょう」。子役時代にピークを迎え、その後消えていった芸能人は多く存在する。「今でも安達祐実やえなりかずきはそこそこ活躍していますが、子役時代のインパクトを超えるような活躍をしているかといえばどうでしょうか」(芸能事務所関係者)。
ただし、例外もあるという。「真田広之は子役時代を経て一時休養しています。親がジンクスを意識しての判断だったといいます。この休養時代に千葉真一が主宰するジャパンアクションクラブに入団し演技の基礎を徹底的に学びました」(芸能事務所関係者)。子役として忙しいと自身のスキルアップに割く時間など存在しない。「いまやハリウッドからも注目される真田広之も、この休養期間がなかったら今の活躍はなかったかもしれないですね」(芸能事務所関係者)。
2010年も大忙しになると予想される加藤清史郎君。大人の都合で彼の将来を傷つけることだけはしてほしくない。