スペースコロニーやモビルスーツに夢をはせたボクらも中年の一歩手前。ところが現実は、21世紀になってもジムの一機すら開発されていないではありませんか。
そんな中、漫画を読むのもだるいというヲタク層注目の最新ロボットを発見。さきごろ都内で開催された「『今年のロボット』大賞2008」で、なんと自動で本のページをめくってくれるマシン「ブックタイム」が披露されたんです。
操作は卓上ボタンを押すだけ。紙の厚さを自動判別して、厚さ3センチまでなら雑誌も文庫本もきれいにページをめくってくれます。一度の操作で連続10ページめくりが可能。「呼吸気スイッチ」により、ストローをくわえて息を吐くとページが進み、吸うと戻るシステムも搭載しています。これでガンダムのコクピットの中でも横になりながら漫画が読めます。
開発した西澤電機計器製作所の西澤泰輔社長は「体の不自由な人のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)向上に役立ちたい。海外からも続々注文が届いてます」と誇らしげ。評価は高く最優秀中小・ベンチャー企業賞を受賞したすぐれモノです。ウチにもぜひ一台欲しい!