オールスター感謝祭は今回で54回目を迎えるが、多くの芸能人や著名人、アスリートなど、ここでしか顔を合わせることのないメンバーが揃うのが見どころの一つ。有名人たちの素顔が覗ける点も視聴者を引き付ける。
しかし同時に、番組開始当時から司会を務める島崎和歌子を再評価する声も無視はできない。島崎の安定した司会力が番組をまとめていると言っても大げさではない。
男性司会者こそ、島田紳助さんの芸能界引退で今田耕司や東野幸治らにバトンタッチすることとなったが、島崎は第1回目の放送からMC席に立ち、早27年も番組をまとめているのだ。
島崎は、番組の前身となった『クイズ!当たって25%』(TBS系)での実力が認められたことで、オールスター感謝祭でも司会を務めることとなった。同番組で同じく司会を務めた島田さんやそのプロデューサーに好かれたことが要因だという。
「毎回100人以上の有名人が集まるので、必要以上に出演者に気を使わなければなりません。芸能人は言うことを聞かないので、休憩中に出された飲み物をスタジオに持って来てしまうこともよくある。でも、もし飲み物がこぼれたりしたら機械の故障に繋がって大変です。そこではっきりと注意ができるのが島崎さんなんですよね。長年番組に携わったことで、注意することの大切さを知っているのだと思います」(テレビ関係者)
その一方で、ギャラはそこまで高くはないと言う。
「今田さんのギャラは1本80万との噂なので、島崎さんはこれよりは少ないと思いますよ」(芸能ライター)
しかし、島崎は「体力が続く限りやっていきたい」と話しており、本人もお金以上のやりがいを感じているのだろう。