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ハッシーの地方競馬セレクション(4/3)「第17回マリーンカップ(JpnIII)」(船橋)

 ベビーフェイスなイケメン敗れる!! 先週大井競馬場で京浜盃(SII)がおこなわれました。本命に推したベビーフェイスなイケメン野村周平ことアウトジェネラルは、スタートで後手を踏み、予想よりポジションが後ろになってしまう誤算。それでも内枠の利を活かし、コーナーで5、6番手の位置を取る。3コーナーでペースが上がるとついて行けずやや離され、懸命に追ってなんとか追走。直線に入り手前を変えると息を吹き返し、しぶとく伸びて2着。終いの伸びを見る限り、スタートの後手が悔やまれる一戦となりました。スタートさえ決めれば勝ち馬とは差がないので、次走での巻き返しに期待します。

 今週は「第17回マリーンカップ(JpnIII)」が船橋競馬場でおこなわれます。女王・ミラクルレジェンドがこの春引退し、後釜を狙う女たちが火花を散らす一戦。ここを制し女王の座へ王手をかけるのはどの馬か! 女同士の熾烈な闘いが始まる!!

 新女王に一番近いのは、ゆずポンの愛称で知られる愛川ゆず季こと◎レッドクラウディアです。しっかりとしたボディ、それでいて柔らかくもあり張りのある筋肉を持っているところがゆずポンにそっくりです。前走のTCK女王盃では、スタートから後続にツンツンとプレッシャーをかけられ、息が入らない厳しい展開となり、勝ち馬から1秒4離された3着と敗れてしまいました。前々走のクイーン賞があまりにも鮮やかな勝ち方だった為、鞍上がハナにこだわってしまったのが敗因だと思われます。元々ハナにこだわらなくても大丈夫なタイプだけに、陣営からは「今回は馬のリズムに合わせたレースをする」とのコメント。前走は勝ち馬のメーデイアより1kg重い斤量で走っていましたが、今回は同斤量の 56kgと条件的にもプラスとなります。調教では素軽い動きを見せており状態も○。本家ゆずポンが3月31日におこなわれたワンダー・オブ・スターダムで王者防衛に成功したように、地方競馬界のゆずポンにも女王の座を射止めてもらいましょう!

 対抗はレッドクラウディアに勝ったことがある○スティールパスです。こちらは4走前のスパーキングレディ−カップにおいて、女王・ミラクルレジェンドを破り勝利した実力の持ち主。近2走は根岸S(GIII)0秒1差の4着、ポラリスS(OP)ハナ差の2着と、牡馬を相手に僅差の競馬をしています。上位人気馬には先行馬が多く、決め手勝負になりそうな展開も吉。今回はベストの距離より1ハロン伸びますが、得意の左回りに変わるのはプラス。鞍上には乗り慣れた福永騎手を配して好戦必至です。

 ▲は前走のTCK女王盃での走りが圧巻だったメーデイア。道中逃げたレッドクラウディアにプレッシャーをかけ続け、競り落とした走りはまさにスナイパー。勝ちタイムも優秀ではあるが、今回は逆にマークされる身。ましてや初距離の1600mや初斤量の56kgと、心配な面もあるので今回は▲までとします。

 以下、ベストの距離に戻り巻き返しを狙う△アドマイヤインディ、今がまさに充実期のオーシャンフリートまで。

◎(7)レッドクラウディア
○(14)スティールパス
▲(10)メーデイア
△(3)アドマイヤインディ
△(12)オーシャンフリート

買い目
【馬単】4点
(7)⇔(14)(10)
【3連単】6点
(7)→(14)(10)→(14)(10)(3)(12)

※出馬表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代、大井競馬場で開かれた大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後、北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙へ入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり、3連単100万円越えもあり。本人いわく馬の気持ちがわかるとか。顔は馬面。現在はフリー。

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