「細身で角刈りの西川さんと、ぽっちゃり体型で坊主の松本さんというビジュアル的にもおもしろく、親しみやすかったコンビですが、『フライデー』(講談社)に松本さんの女子高生との淫行疑惑が出たことで露出が一気に減りました。事務所は否定していましたが、そもそもブレイク直後から二人を傲慢だと感じる関係者は多く、評判はあまりよくなかったので、この報道をちょうどいいきっかけにして、関係者は使わなくなったようです」(芸能記者)
しかし、今でも人を笑わせることは辞めていない。
「テレビではほぼ見かけませんが、現在は老人ホームを回ってお年寄りにネタを披露しているんですよ。きっかけは、次長課長の河本準一さんに老人ホームに連れて行ってもらったこと。河本さんは、生活保護不正受給の騒動でテレビから干された時に、地元の岡山県の老人ホームでボランティアをしていたそうですが、そこに同行してたまたまネタを披露したら大ウケだったそうです。二人はそれをうれしく思い、お年寄りをもっと笑わせたいと思ったようですね」(前出・同)
ただ、老人ホームではネタを披露するだけではなく、お年寄りが自立することも念頭に置いているという。
「老人ホームを回るにあたり、二人は2014年に『介護職員初任者研修』という資格を取得しています。これは、介護職として働く上で基本となる知識・技術を身に着けることで得られる資格で、研修では、具体的に食事や入浴など、日常生活の介護について学びます。この資格を取得してから二人は、笑わせるだけではなく、お年寄りの自立も支援すべきだと感じ、漫才の中に健康に役に立つ手や頭の運動を取り入れるなど工夫をしているようです。今は、お年寄りと過ごす時間にやりがいを感じているようですね」(前出・同)
西川は自身のTwitterで、「介護のイメージや認知症のイメージが少しでも変わると嬉しい」と綴り、今後も介護に積極的に関わっていくようである。テレビではあまり見かけないが、それ以外の場で笑いを作り上げているようだ。
記事内の引用ツイートについて
西川晃啓公式Twitterよりhttps://twitter.com/regu_nisikawa