2015年に国連サミットで採択されたSDGs(エス・ディー・ジーズ)は国連加盟国が2016年から2030年までに「貧困をなくそう」「飢餓をなくそう」など17の項目での目標達成を掲げたもの。よしもともこの取り組みにお笑いを通じて協力を表明している。
この日は田畑藤本、デニス、尼神インター、ジャルジャルの4組がSDGsをテーマにした漫才を披露した。田畑藤本の藤本淳史は東大工学部卒業。田畑も立命館大学卒業。共に高学歴で17の項目のうち「質の高い教育」に興味があるといい、漫才の中では「質の高い教育」を受けた証拠を競うシリトリ対決ネタなどで会場を盛り上げた。
デニスは「人や国による不平等をなくそう」をテーマに漫才。ハーフの植野行雄は父親がブラジル人という理由だけでサッカー部に入れられたエピソードなどをネタにした。尼神インターは渚が元大工の仕事をしていたことから「つくる責任、つかう責任」をチョイス。ジャルジャルは高校時代同級生で揃ってラビ―部であったことから「質の高い教育のネタ」をテーマにラグビーネタで盛り上げた。
次長課長の河本準一はくまだまさし、松本康太、もう中学生、ニューヨーク、かなで(3時のヒロイン)、金田哲(はんにゃ)らとスペシャルコントを披露。河本は「地球が病気になっていると思えばやることはたくさん。一緒に頑張っていきましょう」と客席に呼び掛けていた。
(取材・文:名鹿祥史)