同楽曲のミュージックビデオは、文藝春秋本社ビルで行われ、同社が出版している週刊文春とのコラボレーションとなった。週刊文春といえば、ボーカルの川谷絵音が世間を騒がせたベッキーとの不倫を報じており、川谷にとっては宿敵ともいえる存在だ。
そんな宿敵とコラボレーションをしたことで、以前から知られていた川谷の図太い神経が露呈することとなったのだが、新曲がヒットしたのは、川谷お得意の"炎上商法"が成功したというからではなさそうだ。
川谷は、これまでも批判を浴びる行動を続けてきた。不倫騒動中に開催されたライブ中に、世間に対して喧嘩を売るような発言をしたり、何らかの行動をする度に、川谷とバンドのSNSは炎上した。川谷を擁護するような発言をしたタレントにも飛び火するほど、川谷は批判の的となっていた。
今回、行われた週刊文春とのコラボレーションで、これまでのように炎上騒動になると思われていたが、新曲が発売された現在、SNSが炎上する気配はない。それは、川谷が世間から許されたわけではなく、川谷に対して興味が無くなったとの見方も強い。
川谷の不倫騒動以降、芸能人達の不倫が注目されるようになり、斉藤由貴、袴田吉彦など数々の芸能人達の不倫が報じられてきた。その都度、「ゲス不倫」と揶揄されてきたが、川谷の存在は世間にとって過去の人となのかもしれない。
新曲が1位を獲得できたのは、これまで数々の悪行をしてきた川谷をずっと支え続けてきたファンの力だろう。川谷の音楽的な才能は、多くの人達が認めており、だからこそSMAPなど大物アーティストに楽曲を提供できるほどのミュージシャンとなれた。
しかし、今回の新曲でも炎上商法を狙ったことで、川谷の狡猾さが伺える結果となってしまったようだ。