吉高がヌードを披露した映画「蛇にピアス」は、金原ひとみの同名小説が原作。第27回すばる文学賞を受賞した金原のデビュー作で、綿矢りさの「蹴りたい背中」とともに、第130回芥川賞を受賞。金原本人の意向を受けて、蜷川幸雄監督で映画化された。
内容は、吉高演じる主人公ルイは渋谷をふらつく日々の中、スプリット・タン(蛇のように舌に二股の切れ目を入れること)のアマと知り合う。肉体改造に興味を持ち始めたルイは、アマ、サディストの彫り師シバの2人と関係を持ち、思わぬ結末へ…というもの。
「ピアスを開けるシーンなどグロテスクな場面が多く、R-15指定になっている。吉高は胸は小振りもスタイルがよく、出し惜しみしていないのが偉い」(映画ライター)
「オールヌード披露」「体当たり演技」などのうたい文句に惹かれ見てみたら、バストトップはなしというケースはよくある。しかし、吉高はしっかりと見せているのだ。同様に、しっかり見せてくれた若手女優の一人に「バベル」(2006年)の菊地凛子(27)がいる。
「耳の聞こえない日本の女子高校生役で出演。第79回アカデミー賞の最優秀助演女優賞候補にノミネートされ、一躍トップ女優になりました。ヘアヌードシーンについて『たいした事じゃない』と発言したことも話題になった」(芸能ライター)
池脇千鶴(26)も脱いでいる。
「『ジョゼと虎と魚たち』(03)で妻夫木聡との濡れ場に挑戦。小振りでプックリとしたおっぱいを公開。この映画で第18回高崎映画祭最優秀主演女優賞を受賞しています」(映画ライター)
池脇もそうだが、公開前に「脱いだ」を宣伝文句にせず、いざ映画を見てみるとあっさり脱いでいたのが、星野真里(27)と京野ことみ(29)。
「星野が脱いだのは、『さよならみどりちゃん』(05)。金八先生の娘、坂本乙女がオナニーを強要されたりしてるんですよ。衝撃的でした。京野ことみは『TAKESHIS'』(05)でヌードに。ショムニのイメージが強い彼女ですが、騎乗位で激しいセックスシーンを演じています」(アイドルウォッチャー)
チャイドルブームの火付け役だった吉野紗香(26)も映画で見せてくれた一人だ。
「今年2月に公開された映画「病葉(わくらば)流れて」で脱いでいる。原作はハードボイルド作家・白川道の自伝的賭博小説。ただ、映画では脱いでいたのに、DVDではカットされているようです」(同)
ここまで紹介した女優たちは、みんなバストは大きくはない。では、巨乳女優はいないのかというと、この人がいる。真木よう子(25)だ。
「『ベロニカは死ぬことにした』(06)でばっちりGカップ乳を見せています。自慰シーンで揺れるバストは、色、ツヤ、形、三拍子揃った完璧な美巨乳。この映画の後に完全にブレークし、いまやトップ女優の一人です」(映画ライター)
巨乳で脱いだといえば、11月1日公開の「十年愛」で主演の桜井まり(23)もそうだ。
「グラドル出身で、実は以前、Vシネマで一度脱いでいます。当時は別の芸名でした。身長150センチと小柄ですが、胸は目を見張るほど大きい。典型的なトランジスタグラマーです。男好きのするタイプで、今後が楽しみな女優です」(アイドルウォッチャー)
脱げば即“演技派”という風潮には疑問もあるが、やはり美しいヌードの披露はうれしいものだ。これからも度胸をすえて脱いでくれる女優の登場に期待したい。