関東オークスを快勝後は3歳馬同士のJDDへ向かう選択肢もあったが、陣営はあえて古馬とぶつかるここを迷わず選んだ。その理由について、松元調教師は「この時期になるとどうしても牡牝の差が出てくる。むしろ、古馬が相手でも牝馬同士の方が戦いやすい」と説明した。
実際、ライバルと目されるのは9歳馬のメイショウバトラー。新旧交代をやってのけるシーンは十分ある。現実にトレーナーからも、「こっちは勢いもあるし、9歳のおばさんには負けられない気持ち。牝馬同士ならスピードが違うよ」と堂々のV宣言が飛び出している。
すでに前走で地方の砂、ナイターはともに克服済み。新たなヒロインが誕生しそうなムードだ。
◎前日発売
15日に川崎競馬場で行われる「第13回スパーキングレディーC」(JpnIII)の前日発売を14日(火)に行う。