休み明け初戦のアイルランドT(5着)を使った効果は絶大で、プラスアルファは大きい。人気のトーセンジョーダンに後塵を拝しているが、0秒7差なら一矢報いるチャンスは十分だ。
とりわけ、ハンデ55キロはアドバンテージ。前走同斤量だったのが2キロ差に広がったのだから。
今春の日経賞では重賞初挑戦ながら、天皇賞(春)馬マイネルキッツに0秒3差5着と迫りチャンスが近いことを印象付けている。
一時代を築いた名牝ダイナアクトレスの孫で、08年ジャパンC優勝馬スクリーンヒーローとは従兄の間柄で、血統的にも一本筋が通っている。好走条件の整ったここは、ついに大願を成就する。
◎8トリビュートソング
○2トーセンジョーダン
▲18ゴールデンハインド
△1スリーオリオン、9ジャミール
10R「錦秋ステークス」(ダ1600メートル)はアドバンスウェイ、ランフォルセ、ロラパルーザの巴戦。
3頭の中では実績、センスの良さでアドバンスウェイに軍配が上がる。1枠1番と、絶好の枠順にも恵まれた。
◎1アドバンスウェイ
○2ランフォルセ
▲7ロラパルーザ
△6グラヴィテーション、10ピースオブパワー
9R「tvk賞」(芝2000メートル)は成長力に富んだ3歳勢の争い。その中で、ポテンシャルはオープン級のカリバーンに白羽の矢。
歴戦の古馬勢を軽く一蹴した、前走の尖閣湾特別は真骨頂。それ以来、約3か月半ぶりの実戦になるが態勢は整っている。
ハンデ54キロも2連勝へ後押しする。
◎9カリバーン
○10ラストノート
▲5ラッキーバニラ
△3レンディル、4オリエンタルジェイ
最終R(ダ1400メートル)はシャドウストライプが得意のダートで大爆発する。
ダ1400は新馬→500万→オープン特別3連勝を飾った、最適の条件。大いに期待したい。
◎2シャドウストライプ
○3エアウルフ
▲10ウインマグナム
△5トキノフウジン、11ヒラボクスペシャル
京都11Rは、新設重賞の「みやこステークス」(ダ1800メートル)。歴史にその名を刻むのは、トランセンド。
調子、距離、コースと三拍子が揃いチャンスは大きく広がった。
◎2トランセンド
○4キングスエンブレム
▲9パワーストラグル
△12ワンダーアキュート、15クリールパッション
福島11R「みちのくステークス」(芝1200メートル)は究極の上がり馬、バンガロールでもう一丁。
◎2バンガロール
○7ユメイッポ
▲14ミスクリアモン
△9ファルクス、10モトヒメ
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。