結成以来15年間にわたり、地元行事の盛り上げなどを担い、幅広い世代に愛されてきたねぎっこ。新潟にはNGT48やRYUTist、Angel Generation、乙女座長☆銀河団など、ご当地アイドルが多く存在するが、ねぎっこはその中でもダントツの人気を誇っている。そのリーダーのゴールインを、ファンたちは悲しむどころか「いい人が見つかったようで安心した」「生涯アイドルを貫いてほしい」と祝福している。
なおは26日、自身が31歳の誕生日を迎える4月10日に結婚するとの手書きの文書を公式サイトに掲載。岡田との出会いは2015年、東京の日本武道館で「Perfume」が開催した、3人組アーティストだけを集めたライブ「Perfume FES!!2015 〜三人祭〜」での共演だったという。なおは「Perfumeさんが結んでくださった縁を大切に、これから温かく笑顔が絶えない家庭を築いて行きたいと思います」とつづっている。
ねぎっこは03年、新潟市の特産「やわはだネギ」をPRする10代の女性グループとして発足。長らく知名度が上がらず、なおは保育士のアルバイトとかけ持ちするなど苦労しながらアイドル活動を続けてきたが、13年に新潟県の「にいがた観光特使」に抜擢された。
14年には「サトウの切り餅」で知られる佐藤食品工業(新潟市)の全国CMに起用されたことなどを機に県内外で知られるようになった。名前が売れた後にも地元商店街イベントへの参加を続けるなど、身近なアイドルに徹していた結果、子どもからお年寄りまで幅広いファンに親しまれる存在になった。
一般的にアイドルのファンは未婚男性が多く、結婚はファン離れを招きかねないが、ねぎっこは例外のようだ。ネット上でも「ねぎっこ結婚してもアイドルしてくれるの推せる」「ねぎっこファンが温かく祝福してるの見るとすごいハッピーになる…30代だって結婚したってアイドル」「辞めちゃう報道なのかなって一瞬思ったけど、ねぎっこでいてくれてありがとう」「なおちゃんが素敵な方と出会ったから結婚するんだし、ねぎっこが好きだから続けるんだよ 」と祝福する声が多く見受けられた。
なおは文書の中で「これからも温かく見守っていただけるように私自身も日々成長し、Megu、Kaedeと一緒に、Negiccoの音楽を届けられるように頑張りたいと思います」と語っており、今後もねぎっこの一員として活動を続けるという。ねぎっこの今後の活躍にも注目したい。