これを取り上げたのが、23日の『とくダネ!』(フジテレビ系)。番組ではこう紹介されていた。新年度最初に行われる保護者会で、PTA役員を希望する人を募るのだが、多くの場合、希望者はいない。その場合、保護者たちは、例えば妊娠中であるとか親を介護しているなど、それぞれの家庭事情をみんなの前で説明し、任命免除を求めるケースがあるのだとか。
「そして、免除するかどうかは、他の保護者たちが顔を伏せながら挙手して決めるとも紹介されていました。ところが、病気であることを明かすと、『診断書を出してください』と言われ、シングルマザーと言うと、『みんなも働いています』と言われ拒否されたそうです」(芸能ライター)
ただし、長男の通う学校のPTA役員を務めた笠井信輔アナは「(PTA)毛嫌いしすぎなんですよ」と主張し、妻とともに様々な学校行事に積極的に参加したと語っていたが、これを「正論」と言うユーザーもいる一方で、「PTAで悩んでいる人は、決して初めから毛嫌いしているわけではない。そういう『自慢話』が、できない人を追い詰めていく」と反論する意見も多かった。
さらにSNS上には、PTA経験を今までした、あるいはこれから務める親世代からも様々な体験談が。「子どもが複数いると PTA、子ども会、自治会の役員など 何年も重なる 親の介護、子ども達と自分の病気の 通院も 死にそうになりながら 夫は仕事で忙しく非協力的 助けてくれる役員さんが数人いたから 何とかなったけど ほぼ家庭崩壊状態」といったものから、「今日初めての小学校の保護者会だ…憂鬱でしかない。ぼくうつ病なんでPTA役員無理っすって話したい」という投稿も。
また、「PTAはホントいらない組織」「この悪しきシステムは何のためにあるんだ?保護者イジメ?なんの罰ゲーム?」というPTA不要論も渦巻いていた。