「事務所は同時期に鈴木と北川を競わせるように女優業にシフトさせ、鈴木はテレビドラマ、北川は映画を中心に軌道に乗った。ところが、男性スキャンダルのせいで鈴木は大きく後退。結局いまや、北川が事務所の稼ぎ頭に近い稼ぎっぷりにまでなってしまった」(大手芸能プロ幹部)
ファッション誌「seventeen」、「PINKY」の人気モデルとして10代の女性に絶大な人気だった鈴木は女優活動を並行させていたが、2006年に日本テレビ系「ギャルサー」、TBS系「嫌われ松子の一生」にたて続けに出演。07年には日テレ系の人気少女マンガをドラマ化した「有閑倶楽部」に出演し、本格的に女優業に進出しようとしていた。
その矢先の07年11月、一部女性誌によって致命的な熱愛スキャンダルが発覚した。
「それまで交際しているのは若手俳優だと思われていたが、後に小倉優子との交際が発覚する、実業家の上月啓市氏との交際が発覚。おまけに、上月氏の指南によって、土地の売買と株取引で30億円儲けたと報じられた」(週刊誌記者)
関係がそのまま続けば問題はなかったが、08年春に上月氏と小倉の交際が発覚すると同時に、鈴木との破局も発覚。驚くべき事実が白日のもとにさらされてしまった。
「上月氏が、まるでストーカーのように鈴木のドラマの撮影スタジオに勝手に出入りしたことや、交際中は鈴木を自らの会社の役員にしていたのに、破局した途端に解任していたこと。ほかにも、上月氏は小倉やすでに人妻の藤本美貴との交際でトラブルを起こしたことが次々と発覚した」(同)
鈴木もとんだとばっちりを受けたものだが、問題視されたのは、上月氏との交際よりも、ひと儲けしたことだったという。
「上月氏といえば、かなりいわくつきの人物で、鈴木が株で儲けた件もインサイダー疑惑がささやかれた。さらに女性誌で、上月氏が今年6月にオフィスの賃料を払わずに夜逃げし、w-inds.のボーカル橘慶太が上月氏による不動産詐欺の被害に遭ったと報じられた。今後、上月氏の案件が事件化した場合、鈴木の名前も出てくる可能性があり、コンプライアンス遵守を第一にするテレビ局はどこも鈴木を使わない。今回の沢尻エリカの解雇騒動で分かったが、鈴木の事務所はタレントのプライベート管理に甘すぎたのかもしれません」(経済ジャーナリスト)
鈴木が看板モデルとして活躍する「PINKY」は年内での休刊が決定。今後、さらに鈴木の活躍の場は減りそうだが、ウワサが本当なら貯金はたっぷりあるはず。ガツガツ働く必要はないのかも!?