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あの有名芸能人は元芸人だった

 芳しい視聴率で滑りだした、NHK朝の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』。同番組に出演する田口浩正といえば、抜群の演技力に定評があり、テレビや映画、舞台からオファーが絶えない。テレビ朝日系の“必殺仕事人”シリーズや、“警視庁捜査一課9係”シリーズでも、欠かせない存在だ。

 そんな彼の礎を築いたのは、お笑い。88年にコンビ芸人・テンションとして芸能界デビューして、およそ5年活動していたのだ。元相方は、小浦一優。現在の、芋洗坂係長。ふたりは東京・六本木のショーパブを中心に、芸人の腕を磨いていた。解散後の08年、芋洗坂は『R-1ぐらんぷり2008』で準優勝。現在は、舞台役者として活動している。田口はバカルディ(現さまぁ〜ず)と同期で、同じ事務所のため、今でも三村マサカズと仲がいい。

 同じく、相方が今も芸人であるパターンは、ゴールデンボンバー・鬼龍院翔。大ヒットソング『女々しくて』はカラオケランキングで51週連続第1位を記録し、歴代トップ。1曲で1億円を手にしたというウワサだ。そんな鬼龍院はバンド結成前、よしもとのタレント養成所・東京NSCの第9期生。コンビ芸人・チョコサラミだったころの相方は、しずる・池田一真だ。当時は小道具を作るのが得意だったため、ダイナマイト、人魚のしっぽなどを作成していたという。ふたりは、学校卒業と同時に解散した。

 最後に大物を2連発。

 演歌界の超大物である北島三郎は、芸能界デビューしたあとの泣かず飛ばずの時代、漫才師だった。コンビ名は、ゲルピンちん太・ぽん太。北島は、ぽん太だった。61年当初、歌の師匠であった作曲家・船村徹がステージ度胸をつけさせるために、あえて飛びこませた笑いの道。船村本人が台本を書き、弟子同士を組ませたが、不向きだったため、師匠みずからが廃業に追い込んだ。稼働期間は、3日ほどだといわれている。

 映画界になくてはならない存在となった大物俳優の竹中直人。96年には、NHK大河ドラマ『秀吉』で初主演を務め、14年には『軍師官兵衛』で2度目となる秀吉を演じるなど、いぶし銀役者としては引く手あまただ。多摩美術大学に在学中から大の映画好きで、ブルース・リーのものまねをして、仲間を笑わせていた。在学中の77年に、『ぎんざNOW!』(TBS系)の“素人コメディアン道場”に出演したのち、『TVジョッキー』(日本テレビ系)の素人勝ち抜きコーナー“ザ・チャレンジ”でチャンピオンに。“笑いながら怒る人”というシュールすぎる独自ネタで業界をザワつかせ、20代のころから大器の片りんを見せていた。

 ほかにも、吹越満、石倉三郎、でんでん、泉ピン子、Bro.KORNも芸人経験がある。彼・彼女たちにとっては、今となっちゃあ、黒歴史か…。

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