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山形美人眼科医惨殺事件「空白の20時間」に起きたこと…

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提供:週刊実話

 「部屋は血の海で、その中心に矢口さんが倒れ、傍らに血のついたゴルフのパターが転がっていたそうです。これで頭部を何度も殴られ、死亡したとみられています」(全国紙記者)

 5月19日午後6時前、山形県東根市の中心部にある6階建てマンション2階の部屋から、血まみれになった中年女性の死体が発見された。死体で見つかったのは、この部屋に住む眼科クリニックの院長・矢口智恵美さん(50)だった。

 矢口さんは独身で一人暮らし。この日、約束があって部屋を訪れた弟(46=福島県在住)が遺体を発見し、警察に通報した。

 「凶器のパターで顔が変形するほど何度も殴られており、強い殺意がうかがえる」(捜査関係者)

 東京都出身の矢口さんは、日本医科大学を卒業後、同大の特定関連病院でもある東根市の北村山公立病院に勤務していた。

 「手術の腕も確かで、歩けない患者さんの車椅子を押したり、子どもに優しく接したり、笑顔を絶やさない先生でした」(女性患者)

 こうして地元住民の信頼を集め、平成19年、隣接する村山市に『矢口眼科クリニック』を開業。クリニックの周りにチューリップを植えるなど、周辺環境にも気を配っていたという。

 矢口さんは、殺される前日の18日午後5時頃まで診察をした後、山形市内で開かれた新人スタッフの歓迎会に出席。スタッフの1人が矢口さんを自宅まで車で送っている。

 前出の記者が言う。
「これまでの調べでは、トラブルなどは確認されていないようです。ただ、18日午後10時半頃、クリニックの事務長の男性に『私用の携帯電話をなくした』と電話をかけています」

 警察では、この電話のあとから遺体発見までの約20時間の間に殺されたとみて、マンションの防犯カメラ映像を分析するなど、捜査を進めている。

 「今のところ、死亡推定時刻に近い19日早朝に、マンションを出入りした中年男の足取りを追っている」(前出・捜査関係者)

 亡くなる前の最後の電話から“空白の20時間”の間に何が起こったのか、警察は過去の交際関係を含め捜査を続けている。

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