みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。ひと雨ごとにとはよくいわれることですが、水曜、木曜日の雨は、小さな秋を運んでくれたような気がします。そういえば、今週は新潟と小倉競馬のフィナーレです。馬インフルエンザの影響もあって、難解なレースが続いていますが、何とか的中馬券をゲットと行きたいものです。
さてさて、土曜日のメーンは、BSN賞。昨年は1番人気のジョイフルハートが、圧倒的な強さで、追い込んだオフィサー以下に4馬身差の楽勝劇。時計がダ1200mで1分10秒1。ジョイフルハートの能力が一枚上でした。
今年はそのジョイフルに匹敵するような馬がいません。とはいえ、前半の主導権争いは、シ烈なものになりそうです。ここがこのレースの最大のポイント。
同じ新潟で行われた北陸S(ダ1200m)で、主導権を取ったのがタイキジリオン。前半の3Fが34秒0の芝並みのスピード。何としても先手を取りたいサイレンスボーイ。強気に先手を主張してくるかトロピカルライト。さらにアントニオマグナム、ヒシハイグレードにエイシンボーダンも先行争いに積極的に参加。明らかに流れは差し馬に有利です。
で、エアアドニスも強力ですが、それ以上に魅力的な馬がチョウカイロイヤル。前走の北陸Sはインに入ったことが裏目に出た印象。3走前の栗東Sで3着と、オープンでも十分通用することを実証。そして、注目すべきレースが4走前の京葉Sです。当時は重馬場のコンディション。重賞馬サチノスイーティーが押し切りましたが、直線で猛然と大外から追い込み3着。勝ち時計が1分10秒5。当時、約5カ月ぶりの実戦だったことを考えると出色の内容です。
今週は天気予報によれば、新潟は金曜まで雨マーク。土曜の開催日は曇り。脚抜きのいいダートで高速馬場の様相。となると、京葉S3着の実績が、ここで生きてくるわけです。
今回は後藤騎手と初コンビ。ロイヤルは過去5勝中3勝が初めてのコンビで稼ぎ出したもの。買いです。