同作は、漫画家・原泰久氏による累計発行部数3600万部を超える人気作品。紀元前の中国春秋戦国時代を舞台に、将軍になる夢を持つ戦災孤児の少年・信(山崎)と、中華統一を目指す若き王(吉沢亮)の姿を描く。
各紙によると、イベントには原作の大ファンだというお笑いコンビ「平成ノブシコブシ」の吉村崇が途中から登場。映画を観たそうで、「素晴らしい作品でした!ハンパない!君たち、素晴らしい顔をしてる」と絶賛したという。
「山崎と吉沢のほか、長澤まさみ、大沢たかお、橋本環奈、本郷奏多、満島真之介、高嶋政宏、要潤ら豪華キャストが出演。中国で大規模なロケを行うなど、ここ最近の邦画の中では最大規模の大作。アクションシーンは見どころ満載なので、原作のファンもある程度は納得するのでは」(映画ライター)
同作は日本テレビが制作委員会に名を連ねているため、他局ではほとんどPRされず。おまけに、配給は大手の東宝だが、そこまでド派手なPR戦略を仕掛けているわけではなさそう。
とはいえ、山崎は今作で“実写トラウマ”を消し去ることができるかが注目されるという。
「超人気コミックを実写化した、17年公開の映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』で主演を務めた。当初、シリーズ化される予定だったが、あまりに不評&客の不入りでシリーズ化が打ち切りに。制作に名を連ねていたTBSなどで大々的にPRしたにもかかわらずコケたため、山崎はかなりショックを受けていたようだ」(テレビ局関係者)
山崎は俳優としての正念場を迎えたようだ。