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『キングダム』実写映画化決定も、キャストに既視感? SNSは大炎上状態

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山崎賢人

 9日、週刊ヤングジャンプ(集英社)にて好評連載中の漫画『キングダム』の実写映画製作報告会見が都内で行われ、主要キャストと監督が発表された。主人公・信役を山崎賢人、楊端和役を長澤まさみ、河了貂役を橋本環奈、エイ政役を吉沢亮、王騎役を大沢たかおらが担当する。また、監督は『いぬやしき』『BLEACH』など、漫画実写映画を数多く手がけてきた佐藤信介氏が務めることになった。

 漫画が実写化されると、得てして実写化自体に反対する声があるのだが、今回はそれ以外にも不満を持つ人たちがいたようだ。SNSの反応を見ると、「キャストが合わない」「実写になると山崎賢人出しとけ感がある」「素直に喜べない」など出演者の選出について大炎上状態となっている。また、不安の声を漏らす関係者も多い。

 「今年山崎が主演したドラマ『グッド・ドクター』(フジテレビ)は、平均視聴率11.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で成功を収めましたが、昨年に主演した映画『斉木楠雄のΨ難』や『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』は決して成功とは呼べない興行収入でした。やはりこの2作品の大爆死があったため、今回も“大丈夫なの?”という人がいるようです。もちろん一定数、イケメン俳優の共演に心躍らせる女性も多いのですが、それは前出の2作品でも同じことで、ヒットに繋がらなかった。今回も同じことにならないか心配です」(映画ライター)

 近年の実写化成功例を挙げると、『銀魂』シリーズがあるだろう。作者の空知英秋氏が「基本泥船」と揶揄し、原作ファンを安心させたこともヒットの要因と言われている。

 「やはり実写映画は、知名度がある分、叩かれやすい作品でもあります。イケメン、美女、演技派の俳優を集めて安心していてはいけません。『銀魂』は、それを逆手に取ったうまい宣伝方法をして切り抜けました。本作も何かしら手を打たないと、このままでは大変なことになりそうです」(同上)

 映画の公開日は2019年4月19日に決定。来年、本作が映画界の『キングダム』になることができるのか……。今後のキャスト発表も含めて期待したい。

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