インタビューは日本語で行われているものの、冒頭には中国語でのあいさつも披露されている。のんの芸名の由来など、のんを知らないユーザーに向けた自己紹介的なインタビューとなっている。さらに、6月にリリースされるミニアルバム「ベビーフェイス」などについて語られており、あくまでミュージシャンがメインであるようだ。
これを受け、のんはオフィシャルツイッターをスタッフ名義で更新し、「中国の、日本の芸能情報番組『和飯情報局』さんに、単独インタビューをしていただきました!中国語での挨拶などにもチャレンジ」と報告している。
のんは芸名使用をめぐるトラブルから、日本で自由な活動ができていないと一部メディアで報じられている。そのため、中国など海外に活路を見出すのではないかといわれてきたが、今回の中国メディアへの登場は、そうした一部報道を裏付けるものともなりそうだ。のんは声優を務めた『この世界の片隅に』が海外で公開されるなど、知名度を上げている。
海外、特に中国や台湾、香港などの中華圏で活躍する日本の芸能人は少なくない。もともと日本の芸能情報を好む風土があることに加えて、芸能事務所同士のしがらみなどが比較的少ない点が挙げられる。
“のりピー”こと酒井法子も、覚せい剤による逮捕後は、日本の芸能界で本格的な復帰を果たせていないが、台湾においては、すでにディナーショーをこなすなど、実質的な完全復活を遂げている。ジャニーズタレントとのキャラかぶりなどから、日本で活躍の場をなくしたといわれるw-inds. も、台湾ではいまだに高い人気を誇っている。
これを受け、ネット上では「のんちゃんの活躍の場が見られてなにより」「狭い日本よりも世界ののんでも良さそう」といった声が聞かれる。やはり、新たな活躍に期待を寄せる声は多いようだ。
記事内の引用について のんのオフィシャルツイッターより
https://twitter.com/non_staffnews