4歳を迎えた今年は3連勝で一気の重賞制覇。その日経賞では、昨年のAR共和国杯の覇者トウショウナイトを力でねじ伏せる強い内容でした。本格化を思わせましたが、それでも、レースは粗削りでしたからね。春の天皇賞では力差を感じましたし、これからもっと良くなる馬だと思っていたので、秋の上昇度を心待ちにしていたんです。
久々の前走・オールカマーは直線での反応がイマイチで、いつもの決め手はさく裂しませんでした。58kgというのもありましたが、やはりインフルエンザの影響で入厩が2週も遅れたことが痛かったですね。それでも、最後は狭い内からジワジワと伸びてきて6着と次につながる内容でした。
叩いた効果は十分。顔つきも、馬体の張りもいいころのネヴァらしくなってきましたし、最終追い切りでも長い前脚を大きくかき込む力強いフットワークが戻ってきました。2500mは3戦3勝とベスト。今度は本領を発揮してくれることでしょう。