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リサ・マリー・プレスリー「マイケルを救いたかった…」

 マイケル・ジャクソンの元妻、リサ・マリー・プレスリーによると、マイケルの死は宿命だったと語った。
 リサは、マイケルの死を二人の共通の友人、ジョン・トラボルタが送ってくれた携帯電話のメールで知ったと言う。
 「その時は本当に打ちのめされたわ」
 しかし、リサはそう思いながらも、一生懸命マイケルを救おうとしていたらしい。
 「彼を助けられたかもしれないなんて、考えが甘いってコトは分かるわ。でもそうしたかったのよ」とリサは、21日木曜日放送の全米人気トークショー、『オプラ・ウインフリー・ショー』に出演して、マイケルの死後、初めてその心境を吐露した。
 「彼から遠ざかる事を止めて、電話して、『元気だった?』って…今となっては、それをしなかった事を凄く悔やむわ」
 リサは、マイケルの周りの人間達が神憑り的な存在として彼を見ていたことで、誰も何も言えなかったのではないかと語った。
 「マイケルが直視したくない問題を誰かが彼に喚起しようとすると、マイケルはその人間を自分の周りから遠ざけたわ…家族でさえも」「それって、決まっている方向にしか進まない電車みたいに、誰も止められなかったのよ」「彼の痛みを止めるためには、本当に理解しなければならなかったの」
 リサはマイケルと1996年に離婚後、2005年に電話で雑談したことも語った。
 「その当時、私はマイケルから遠く離れていたから、彼は私が何を考えているかを確認したかったみたい…わかるでしょ?」「彼は、私が感情的になって噛みつくように扇動しようとしたみたいだったけど、私はそうはしなかったわ」
 また、マイケルはリサに自分のことを愛しているかと聞いたらしい。ところが、リサはマイケルに対して取りつく島もなく、「あなたのことは無関心なの」と答えたと言う。
 「マイケルはその言葉がイヤなようだったわ。彼は泣いたの」
 またマイケルは、会話の終わりの方で何だか恐ろしさを感じると言ったらしい。
 「マイケルは、誰かが自分の身の回りの物や不動産を手に入れるために、彼を殺そうとしているように感じていたみたい」
 リサは、会話の中でマイケルが告発したその「誰か」の名前を明かすことはしなかった。

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