前哨戦のNZTでまさかの12着と屈辱的な大敗を喫しているが、あくまでもトライアル。ましてスタート直後に右前脚を落鉄する致命的ともいえる不利があった以上、度外視できる。
もちろん、状態は10kg増と余裕のあった前走時とは雲泥の差。体が締まり、スピード、切れとも格段にアップ。朝日杯FSを勝ったときとそん色ない渾身の仕上げで駒を進めてきた。
調子さえ良ければ多少の道悪は克服できるもの。精神的にも成長した今なら、仮にもまれる競馬になっても平気だ。心技体の三拍子がそろったゴスホークケンが3歳マイル王に君臨する。
相手筆頭は毎日杯を圧勝して勢いに乗るディープスカイ。