この日の『帰れマンデー』は、タカアンドトシをメインに『海なし県・群馬の無人駅でお寿司屋さんを探す旅!』を放送。旅のゲストに女優の賀来千香子、吉岡里帆、社会学者の古市憲寿というメンバーで、群馬県の無人駅で寿司屋を探す内容を放送した。
一行は海のない県である群馬県で寿司屋を探すことに苦戦。また、仮に発見できてもランチタイム以外は寿司を提供していなかったりと、海なし県での寿司屋探しは彼らの想像以上に困難を極めた。
そんな珍道中の中、一部で問題とされたのが、ゲストである吉岡の待遇だった。この番組は、今流行のロケバラエティの定番で、出演タレント本人がロケ先で取材交渉を行うのだが、今回の寿司屋の取材交渉は何の説明もなく、ゲストである吉岡里帆へ集中していたのである。
吉岡が恥ずかしそうにアポ撮りする姿は、ファンから「頑張れ」といった熱い声援が飛んでいたが、その一方、吉岡ばかりに交渉をさせる展開に対し、「撮影交渉まだ吉岡さんじゃん」「一番年下だからかもしれないけど流石に可哀想」「お願いするシーンもないしパワハラじゃない?」という声が相次いだという。
確かに、現場では吉岡は一番年下である上、同行者には大先輩である賀来もいたことから、率先して取材交渉を行っていたとも考えられるが、見ている側にとっては、あまり見たくない姿だったことは確かだろう。
また、この放送を通して進行役だったタカアンドトシにも批判の声が相次いだという。タカアンドトシは吉岡が交渉している最中、その姿を見てただ笑っているだけで、特に手助けもしなかったため、ネットでは、もう一人のメインであるサンドウィッチマンと比較されてしまったのである。
サンドウィッチマンが『帰れマンデー』に出演する際は、メンバーの伊達みきおが率先して取材交渉を行うことが多く、次いでゲストが交渉を行うという形をとっているほか、ゲストもサンドとの旅を楽しんでいるような節が多くみられる。
「『帰れマンデー』は、タカトシとサンドの二組がメインの番組ですが、視聴者および共演者の間では、圧倒的にサンドの評判がいいです。タカトシはこれまで多くのロケ番組を担当していましたが、どれもタカトシ自身が主役でゲストを立てるという事がほとんど出来ていません。もともとタカさんは強い人見知りでプライドが高いという欠点があり、ホスト役には向かない事情もあるのですが、失礼な対応をされ、『もう二度と帰れマンデーに出たくない』と怒っている共演者も少なくないといいます。一方、サンドは二人とも物腰が柔らかく、ゲストも盛り立てることができるので共演者にも人気が高いです。そのため、局内でも『タカトシ不要論』は年々高まっているといいます」(某週刊誌記者)
タカトシが貴重なゴールデンレギュラーを失う日は近い……?