逃げ、先行馬が揃ってハイペース必至な展開を考えると、ミッドサマーフェアが浮上する。春は破竹の2連勝でオークスTR・フローラSを圧勝。本番で1番人気になった逸材。勝気な気性が諸刃の剣になり、その後は勝ち運に恵まれいないが、久々にチャンス到来した。
中山1600メートルは初勝利を飾ったゲンの良い条件でもある。ペースが速くなれば、課題の折り合いもスムーズに付くハズで本領発揮は間違いない。注目の枠順も内過ぎず外過ぎず、5枠9番と理想的。本来が叩き良化型で、休み明けを1度使われた効果は大。今度こそ身上の差し脚を炸裂させる。
◎9ミッドサマーフェア
○2サウンドオブハート
▲3レディアルバローザ
△7アミカブルナンバー、14トーセンベニザクラ
☆中山10R「市川ステークス」(芝1600メートル)
休み明け3戦目で走り頃の実力馬、ミヤビファルネーゼが絶好の狙い目。中山コースはここまで3勝を挙げるベストコース。そのうち、2勝が1600メートル。しかも、今春の春興Sでこの条件を快勝している格上馬でもある。これ以上は望めない好走条件が整ったここは、大いに期待したい。
◎10ミヤビファルネーゼ
○7フルアクセル
▲5ナシュワンヒーロー
△12コスモソーンパーク、14ラロメリア
☆中京11R「浜松ステークス」(芝1200メートル)
競馬センスの良い、ダイメイザクラに期待する。中京は今春、千万特別を快勝している相性の良いコース。休み明けを1度使われた相乗効果も期待でき、プラスアルファは大きい。ライバルは追い込みタイプが多く、展開の利もある。先行抜け出しの勝ちパターンが決まる。
◎6ダイメイザクラ
○16ボストンエンペラー
▲1メモリアルイヤー
△4ダノンフェアリー、10アグネスウイッシュ
☆阪神11R「ジャパンカップダート」(ダ1800メートル)
ダートの強豪が一堂に会したが、その中で古豪エスポワールシチーが一歩リードだ。09年のJCダートを含めGI7勝(うち交流5勝)、メンバー最多の15勝はライバルを圧倒している。7歳馬だが衰えは微塵も感じられない。現に今シーズンは(2)(5)(1)(2)(2)(1)着と安定感抜群だし、前走の南部杯は0秒6差突き放すベストパフォーマンスを披露している。乗り替わりも名手・武豊騎手なら全く不足はない。総合的に見て信頼度は高い。
◎4エスポワールシチー
○7トランセンド
▲12ワンダーアキュート
△2シビルウォー、10ローマンレジェンド
☆阪神10R「逆瀬川ステークス」(芝1800メートル)
地力強化の目覚ましいサクラアルディートをイチ押し。前走の八坂Sはクビ差2着に惜敗、2連勝のチャンスを逸したが完全にメドは立った。休み明け3戦目でプラスアルファも見込めるし、調子、距離、コースと三拍子が揃ったここは前走の雪辱を果たす。
◎3サクラアルディート
○8カレンミロティック
▲7ランリョウオー
△2アナバティック、6ジェントルマン
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。