山下は、今後はインタビューマン山下となるという。岡村は「芸人が集まればゴシップや裏話も出るが、山下がいると記事に書かれるので、芸人間の集まりに呼ばれなくなりつつある」と山下の現状を報告。「山下の前で下手なことを言えないし、後輩やからとお話をするのも難しい。まあ頑張ってくださいや」とエールを送った。気になるのは山下の今後の活躍の可能性だろう。
「週刊誌記者の待遇は大きく分けて、月払い、週払い、完全歩合制の3種類に分けられます。月払いと週払いは一定の金額が保証されますが、ネタ出しのノルマなどがあります。山下はそれらの仕事をこなせなかった可能性がありますね。確かに、岡村が指摘する通り、『元芸人だからといってゴシップを好き勝手に書けるわけではない』のは確かでしょうね」(週刊誌記者)
ならば、山下が新たに名乗るインタビューマンの需要はあるのだろうか。
「同様の名称ではプロインタビュアーを名乗る吉田豪が知られますね。彼の場合は徹底した下調べにより、本人も忘れているディープなエピソードを引き出し、相手の懐に取り入るインタビューで知られます。さらに、芸人やお笑いに関する書き手では、書籍や映像資料を駆使したてれびのスキマや近藤正高などが知られます。山下が“元芸人”の肩書だけで、これらのプロフェッショナルと肩を並べられるかといえば疑問符がつきますね」(前出・同)
フリーライター・インタビューマンとしての山下も前途多難なようだ。