そんな彼の行き着くところは果たしてどこなのか。12月7日、有吉は『マツコ&有吉の怒り新党!』(系列)中にて、彼の目指す先を明らかにした。 彼は「最近の『ポスト○○』がうざい」との話題で「では有吉はポスト何なのか?」という流れに。共演の夏目アナに「土田さん?」と言われるも、実は彼は『ポストたけし』を目指していたことが判明した。
ここでの『たけし』と言えば当然、世界の北野ことビートたけし。かつてのお笑いブームを牽引した大御所だけに、昔から彼に憧れ、目標とする芸人は多かった。彼が全盛期の時はさすがに声を大にして言える人物は少なかったが、現在は有吉のように自分から言ってみたり、『ポストたけし』が囁かれる人物も増えてきた。若手の中で『ポストたけし』と言われていたのが爆笑問題の太田光と品川庄司の品川祐の二人。爆笑太田は笑いに対するスタンスやそのセンスから、品川は小説や映画監督業を行うようになってから『ポストたけし』か? と言われるようになった。もっとも、品川の方は後にヘキサゴンファミリーの一員となったことから、『ポストたけし』ではなく『ポスト紳助』かと囁かれるようにもなった。
そこから考えると、現在『ポストたけし』の位置に一番近いと言えるのは、たけし軍団の一員である浅草キッドの二人ではないかと言われている。もともと熱烈なファンから直弟子になったという背景もあり、彼の側で芸を磨いてきた。2人が『ポストたけし』やたけしの後を継ぐ事を明言した事はないが、一度はネタでツービートを襲名したこともある彼ら。もしたけしの後継者レースが行われるとすれば、まっ先に名乗りを上げうこととなるのではないだろうか。