☆中山11R「秋風ステークス」(芝1600メートル)
重賞レースで再三勝ち負けを演じてきた、オリービンの底力を信頼したい。今夏の新潟シリーズは7着、6着と結果を出せずに終わっているが新潟コースとの相性が悪く、力を出し切れなかったもの。その点、右回りはオープン特別勝ちを含め全3勝を挙げているほか、アーリントンC2着、阪急杯3着が示す通り能力全開は間違いない。前2戦も0秒6差、0秒9差と着順ほど負けておらず巻き返しは十分可能だ。条件が大きく好転したここは差し切りが期待できる。相手は、2連勝中と破竹の勢いのブレイズアトレイル。穴は、メンバー屈指のコース実績を残しているホーカーテンペスト。
◎12オリービン
○2ブレイズアトレイル
▲9ホーカーテンペスト
△6パワースポット、14ケイアイエレガント
☆中山10R「習志野特別」(芝2000メートル)
人気でもダノンジェラートには逆らえない。セントライト記念、菊花賞でフェノーメノ、ゴールドシップの超一流馬相手に3着、7着した実力は自己条件のここでは明らかに上位だからだ。前走の洞爺湖特別は勝ち急ぎ2着とチャンスを逸しているが、内容は負けて強し。同じ轍は踏まない。ここが約3か月ぶりのハンデを抱えているが、休み明けの成績はここまで2戦2勝とパーフェクト。久々は苦にしないタイプで、素直に底力を信頼して大丈夫。
◎7ダノンジェラート
○8マイネルディーン
▲6アイスフォーリス
△9オペラダンシング、13マイネルシュライ
☆中山9R「芙蓉ステークス」(芝1600メートル)
センス+実力の備わったパシフィックギャルをイチ押し。前走のアスター賞2着(ハナ差)は真骨頂。半マイル過ぎに自分から勝ち行って目標にされた分、チャンスを逸したが最後に差し返す根性を見せた内容は負けて強し。緩急自在に動けるので展開に左右されない強味があるし、信頼度は高い。状態も一段と上昇中だ。先行抜け出しの勝ちパターンが決まる。
◎10パシフィックギャル
○7マーブルカテドラル
▲5ポーラメソッド
△9ツクバアズマオー、11イオラニ
☆阪神11R「シリウスステークス」(ダ2000メートル)
快速馬のサトノプリンシパルが鮮やかに逃げ切りを決め、初重賞制覇を達成する。強力な同型馬不在で展開はおあつらえ向き。前走のレパードSは2着に失速し、長蛇を逸しているが+12キロ(544キロはデビュー以来最高体重)が響いたもの。中間はハードな調教を積み、もう太目残りの心配はない。これからまだまだ強くなる3歳馬で、ダートは<3111>と底が割れていない分、プラスアルファは計り知れない。ハンデ53キロも強調材料だ。相手は、故障を克服し完全復活を果たしたハートビートソング。穴は、もう1頭の3歳馬ケイアイレオーネ。2連覇を目指すナイスミューチューは、ハンデ57.5キロが鍵で評価は抑えまで。
◎9サトノプリンシパル
○15ハートビートソング
▲2ケイアイレオーネ
△13ナイスミーチュー、14マルカプレジオ
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。