◎ヒルノダムール
○ダークシャドウ
▲ミッキーパンプキン
△ハナズゴール
△マイネルスターリー
思わぬ大敗を喫した天皇賞・春の巻き返しをはかるヒルノダムールが狙い目。1週前の追い切りから着用しているチークピーシーズの効果が出ているようで、前週、そして今週の追い切りではこれまでとは違った動きを見せてくれた。抜け出すとフワッとするタイプの同馬が、抜けてからも集中してしっかり走っていた。夏場のGIIであるここはピークの状態ではないにせよ、GIホースとしてある程度の結果は出さなければならず、生半可な仕上げでは臨めない。まして定量57キロなら主役級の走りを期待されて当然だろう。3歳時の当レースは、当時、最強クラスのアーネストリーと0.5秒差4着しており苦手なコースではない。また、4か月ぶりの実戦となるが、フォア賞で2着しているように鉄砲駆けにも不安はない。復活に期待。
相手本線には、ドバイ帰りのダークシャドウを。遠征からの帰厩時は、体が少し硬かったものの最終追い切りでは存在感ある動きを披露しており、大きく裏切るような走りにはならないはず。実力的に連は外さないだろう。他では、連穴として函館記念3着のミッキーパンプキンが面白い。前走から舌を縛っている効果が顕著にでており、動きがグンと安定している。今回もしぶとさを生かせるようなら2戦続けてアッと言わせるシーンも。以下、52キロで出れるハナズゴール、出遅れた函館記念(6着)からの巻き返しを狙うマイネルスターリーあたりを。ブランクのあるロジ、体調イマイチのフミノは切った。
【馬連】流し(3)軸(4)(7)(11)(14)
【3連単】フォーメーション(3)(4)→(3)(4)(11)→(3)(4)(7)(11)(14)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。