その時、破った相手はヴィクトリアマイルで女傑ブエナビスタとクビ差2着の接戦を演じた、ヒカルアマランサス。これを物差しに考えると、ラドラーダの能力の高さがより鮮明になる。
ヴィクトリアマイルそして、休み明け初戦の阪神牝馬Sは13着(0秒8差)、6着(0秒5差)と不本意な結果に終わっているが馬体がギリギリで、本来のデキではなかったから仕方がない。
しかし、今回は放牧効果が絶大。体が一回りも、二回りも大きくなりパワーアップの跡が歴然だ。久々も苦にしないタイプだし、底力を信頼して大丈夫。
相手筆頭はデリキットピース。昨年のオークス6着はここでも大威張りできる。休養前にこのクラスを勝っていて、実力は確か。折り合いに不安を残すが、スムーズなら休み明け3戦目で爆発して不思議はない。
◎11ラドラーダ
○15デリキットピース
▲4エーシンリターンズ
△3トゥニーポート、5カウアイレーン
10R「伊勢佐木特別」(ダ2100メートル)は地力強化の目覚ましい、インフィニットエアをイチ押し。
昇級戦の前走は2着と返り討ちにあったが、3着は4馬身差突き放しており相手が悪かっただけ。僅か1戦でメドを立てたのは立派。特別メンバーとはいえ、強敵不在のここはチャンス十分だ。
◎8インフィニットエア
○9アイアムイチバン
▲15イチエイクリッパー
△4マコトギャラクシー、5レッドアイ
9R「百日草特別」(芝1800メートル)は持続力ある末脚はメンバー屈指の、ナカヤマナイトがライバルを蹴散らし2連勝達成する。
◎7ナカヤマナイト
○3ディープサウンド
▲6ミレニアルドリーム
△5ウエスタンベッラ、9マイネルメダリスト
最終R(芝1600メートル)は休み明けをひと叩きされた、ニーマルオトメで今度こそ。
時計差無しの2着と惜しいチャンスを逸したが、好位でスムーズに折り合えたのは競馬が上達した証し。地力も増している。もう足踏みはできない。
◎4ニーマルオトメ
○2サクラネクスト
▲3クリールトルネード
△1サニーラブカフェ、8スティルゴールド
京都11R「ファンタジーS」(芝1400メートル)は破竹の2連勝で新潟2歳Sを制した、マイネイサベルが実績、実力とも一歩リード。
センスの良い馬で、勝負根性もある。放牧明けだが仕上げに抜かりはないし、大いに期待したい。
◎7マイネイサベル
○10ケイティーズジェム
▲12サクラベル
△2ツルマルワンピース、5ホエールキャプチャ
福島11R「フルーツラインカップ」(ダ1150メートル)は調子、距離、コースと三拍子が揃った、実力馬のチャンピオンラブでもう一丁いける。
春はこのクラスで再三勝ち負けしてきた実績があり、クラスの壁は皆無に等しい。
◎6チャンピオンラブ
○8スリーボストン
▲7マイティーストーム
△4オオヒメ、13イッツアチャンス
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。