この日、放送されたのは「暑いと寒い、結局寒いのがツライ説」。
これは春日ほか数人の芸人が、室温7度の「寒い部屋」と50度の「暑い部屋」へ行き、「何時間待てるのか」を検証する実験として行われた。
春日はこれまでも本番組にて「『待て』と言われた時 さすがに人なら犬より長時間待てる説」など多くの「待ち企画」を担当している常連であり、今回もほぼ「お約束」としてのキャスティングであった。
しかし、今回の企画に関してはやや毛色が違っており、春日は明らかにおかしい部屋の温度から、すぐに本企画がドッキリだと見抜いてしまった。
そのため、春日もわざわざ監視カメラへと向かい「しょうがねえな…」とつぶやきながら、ひたすらに我慢を続けていくなど、およそ「ドッキリ企画」とは思えない異様な展開となってしまった。
最終的は春日側が折れ、わざと落とし穴に落ちて企画は終了となり、スタジオは春日のリアクションにそこそこ盛り上がってはいたのだが、ネットでは「ドッキリ企画ではないただの我慢大会に!」「これって企画成立してるの?」と賛否両論となってしまったようだ。
確かに、収録中「ドッキリ企画」に気づいて、引っかかったフリを続けるのは番組の趣旨とはずれる行動であり、恐らくこの先、春日は『水曜日のダウンタウン』には呼ばれなくなってしまう可能性が高いと思われる。
また、業界人によると春日は現在、放送業界のなかでは「迷走している芸人」の代表格として扱われる存在でもあるという。フリーの放送ディレクターはこう分析している。
「ここ10年くらい春日さんは体力系の『超人キャラ』として売り出してきましたが、最近では流石に新鮮味がなくなり迷走気味になってしまっています。例えば今、春日さんは番組の企画で東大受験のほか、エアロビ全国大会でメダル獲得など様々なチャレンジ企画に挑んでいますが、あまりに安易に引受けすぎて飽きている視聴者も数多く、敬遠気味になっているのです。最近はANZEN漫才のみやぞんなど、春日によく似た体力キャラも登場しているので来年あたりが春日さんの勝負の時期と思われます」(某ディレクター)
「超人キャラ」もやりすぎると「ただの人」ということか…。