一番気になるのはクリスティで、前走のアイビーSでは、前を塞がれて、追い出しに手間取って、2着になってしまいましたが、前が開けば1着もあったキズナ産駒です。この繋がりで見ると、マルターズディオサも同じ産駒で3戦2勝です。上がりタイムが安定しているので、このレースでは打って付けかもしれません。更に、末脚だけ見ればクラヴァシュドールが光ります。阪神競馬場の実績もあり、見所のある馬だと思います。前走は叩き合いで、負けてしまいましたが、その時のレースはレコードレースで、レベルの高いレースだったと思います。
リアアメリアも派手な勝ち方で目を奪われてしまいますが、今回は16頭のレースです。今迄の様に、上手くコース取りが出来るとは限りません。一見すると末脚の戦いのレースに思えますが、ヤマカツマーメイドとレシステンシアが枠を生かして、ロードカナロア産駒とダイワメジャー産駒である事を考えれば、前で押し切る作戦が決行されれば、後ろで牽制し合っているうちに、迷い無く前に出られたら届かないかもしれません。末脚勝負の馬が多い時は、前にいる馬が意外と危ないんです。
ワイドBOX 4、6、1 (前の展開)
ワイドBOX 15、10、3、9 (末脚勝負)